体に重要な役割を果たす栄養素、ビタミン。ビタミンは脂溶性か水溶性か、またその機能によりさまざまな名前がついています。ビタミンの中でも代表的なものをあげてみましょう。
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体に重要な役割を果たす栄養素、ビタミン。ビタミンは脂溶性か水溶性か、またその機能によりさまざまな名前がついています。ビタミンの中でも代表的なものをあげてみましょう。
かつて国民病といわれた脚気という病気は、ビタミンB1の欠乏によっておこったとされています。ビタミンB1は、糖質からのエネルギー産生と、皮膚や粘膜の健康維持を助ける働きをします。不足すると食欲不振、疲れやすい、夏バテの症状になり、さらに不足すると脚気になってしまいます。
ビタミンB1は糖質からの栄養を使っている脳神経系の働きにも関係します。成人の摂取目安量は1日1.0mg水溶性の為、とり過ぎの心配はありません。
化学名を「リボフラビン」といい、酸や熱に強くアルカリや光に弱い性質を持った、水溶性のビタミン。多くの栄養素に関わるのが、フラビン酵素。ビタミンB2は、その働きを助ける補酵素の役割を果たします。
健康な皮膚、髪、ツメが保たれるのも細胞の再生や成長を促進するビタミンB2のおかげです。また、皮膚や粘膜を保護して発育を助けることから「美容のビタミン」と呼ばれています。このほか、体の錆び付きを防ぐ抗酸化作用があります。
ビタミンB12は、肉や魚介類、卵・乳製品など動物性食品に多く含まれ植物性食品には含まれない。よってベジタリアンの方には不足が心配なビタミンになる。欠乏症としては、悪性貧血や神経症状を引き起こすとされている。
ビタミンB12は、葉酸と協力してへモグロビンの合成を助け赤血球をつくり、DNAの合成、造血の過程と神経発育において一番重要な役割をはたし、神経伝導素の合成をする働きがあるといわれている。
ビタミンB13は残念ながら、不明な点が多く、ビタミンとしては正式に認められてはおりません。
しかし、葉酸やビタミンB12の代謝に不可欠な働きをしておりますので、いずれ正式なビタミン群となるでしょう。また、ビタミンB13は老化予防に効果があるといわれております。ビタミンB13が多く含まれる食品として、ビール酵母・根葉などです。今後の研究や開発が期待されるビタミン類の一つなので、積極的に摂取しましょう。
ビタミンB15は、水溶性のビタミンで「パンガミン酸」と呼ばれております。
ビタミンB15は研究途中のビタミンで、正式なビタミンではありませんが、ビタミンEの働きに似た抗酸化作用があるようです。限られた研究での特徴としては、細胞の寿命を長くする作用や免疫力の改善作用があるようです。そのため、ビタミンA・Eと一緒に摂取することで、よりいっそうの効果が期待できます。今後の研究・開発が期待されるビタミン類の一つです。
ビタミンB6はたんぱく質の代謝を促す働きをします。たんぱく質は体の中で、その成分であるアミノ酸にいったん分解され、体に必要なたんぱく質になります。このときに働く酵素を助けるのがビタミンB6です。
また、脂質の代謝や赤血球作りにも役立っています。健康な皮膚や髪、歯をつくり、成長を促進するので、特に発育期の子供や妊娠期には不可欠です。ビタミンB6は、精神系統にも作用するため、精神的なトラブル解消にも期待できます。